12月頭、いつもお世話になっている通訳の方と一緒に霧島最高峰【韓国岳 1,700m】へと登ってきました!
最近までえびの高原からのルートが硫黄山の火山活動の規制により封鎖されていたため、今回は大浪池経由での登山です。

※今回写真をそこまで撮っておらず、動画のスクリーンショットも多く使用しています。
どんな光景かはInstagramのリール動画でも公開しておりますので、併せてお楽しみください。
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韓国岳自体はそこそこ登っていましたが、全てえびの高原からのルートからだったので実はここから登るのは初!
霧島の森をひたすら登り、まずは一つ目の目玉『大浪池』を目指します。

池から上は明らかに山の色が違います!
ここまでは特に冬らしい景色は見られませんでしたが、ここから先は季節感を感じる山行の予感!!

そんな予感がしながら進んでいくと、頭上に白く光るものが現れ始めました。
【樹氷】です!

雲や霧の水分が木々に凍りついて結晶化したものですが、相当冷え込まないと見ることができないものなので
やっと冬の霧島らしい景色が見え始めました!!

上に上がるほどに植物の背は低くなり、樹氷も目線とほぼ同じ高さになってきます。
そして光度が上がると共に気温も下がるため、樹氷の大きさもどんどん大きくなります。

そして山頂に到着!!
山頂付近には植物がないので樹氷は減り、岩や標識など、気に変わる限られた場所についています。
しかしこの日の気温は12月とは思えないほど暖かく、山頂付近の樹氷は直射日光で溶け始めていました。
前日が嵐でこの時に樹氷がついたようなので、この日の午前中がピンポイントで見頃でした!

気温が暖かかった証拠がこれ。
九州の山を代表する花【ミヤマキリシマ】です。
本来は春に咲く花ですが、あまりにも気温が高いせいか春がきたと勘違いして咲いてしまっています。

最近は南九州にも寒波がやってきたので一気に気温は下がり、ミヤマキリシマの狂い咲きも無くなってくるかと思います。
ですがここからは雪や氷が山につき始めるシーズンがやってきそうです!
霧島の山もチェーンスパイクが必要になることもあります。
比較的暖かい南九州ですが、最低限の雪・氷対策は忘れずに!!

 

【コラム】
山に登っていると、こんな葉っぱをつけた木を見かけることがあります。


上の写真が『ツガ』、下の写真が『モミ』の木です!
モミの木といえば、もうすぐクリスマス!
皆さんはご自宅や職場などにクリスマスツリーを飾っていますか?
もし飾っていたら、そも木の葉っぱにご注目!!

モミの木はよく見ると、葉っぱの先端に切れ目があり、ツガの葉はそのまま先端が尖っています。
おそらく、皆さんがよく見るクリスマスツリーの葉には切れ込みが入っていますか?
もし入っていなければその木は・・・・・

なんて細かいことは気にせずに、クリスマスを楽しみましょう!
Merry Xmas!!

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