鹿児島の浦です!

少し所用で地元である福岡県糸島市に帰省してきたので、そのついでに糸島市最高峰・脊振山系で2番目に高い山『井原山』に登ってきました!
この山は私が小学生の頃から登ってきた山で、最後に登ったのは兄と登った中学生の頃。そう考えると約7年ぶりの山です。
流石にこれだけの年数が経つと以前と変わった面もありましたが、それでもとても懐かしい景色が広がっていました。


今回のスタートは瑞梅寺地区にあるキトク橋登山口。駐車場もあり井原山登山のレギュラールートになっているコースの登山口です。登る前には登山口で山情報の確認!『山ナビBOX』にて糸島市が発行している『糸島の山歩き』という地図が入った地図を入手。基本的なルートは把握していますが、久しぶりの山なのでこの地図も貰っておきました。


(この時にはこの地図に助けられるとは思ってもいませんでした・・・)

さあ、いつの間にか新設されていた超綺麗なトイレにも行って準備完了!早速登山開始です!
登り始めると早速春の景色。桜の咲き始めでもうすぐ満開と言ったところでした。

綺麗な桜を眺めながらしばらく歩いて行くと、今回のルートの醍醐味の川が見えてきます。このルートは途中までルートの大半が川沿いを歩くようになっており、数回川を渡る場所もあります。その中でも一番の目玉はこちら!『アンノ滝』!


落差は10mちょっとあります。実はこの滝の下にもう1つ滝があります。この滝を含めた2つの滝を兄弟と見立て、上流側の滝を「兄」として「兄の滝」(アンの滝)と呼んだなどの由来があります(諸説あり)。

さあ、川沿いの道が終わると急坂を経て一気に稜線付近登ります!
途中に大岩が転がった地帯を抜けると、周辺には笹の藪がひろがりはじめます。ここまでくると山頂までもう少し!

そして山頂に到着!携帯の写真では伝わりにくいですが絶景です!

糸島市はもちろん、北は福岡市街地・南は佐賀市や有明海がほぼ全域見渡せ、筑後川の河口や長崎の雲仙普賢岳までもくっきりと見渡せます。ここまでクリアな景色は初めてで相当ラッキーでした!

帰りは山頂で出会った方に教えてもらった別ルートへ。登りのルートの隣の沢に降りて行くルートから、途中で元の沢に戻るルートで下山を始めました。
山頂近くの傾斜を降り切ると、突然沢が現れます。そして沢には小さな白い花がたくさん咲いていました。(白い花の名前はわかりませんでした…)

透き通った緑の苔と小さな花。とても心が癒される景色で、屋久島ほどの量ではありませんがたくさん繁茂する苔に隠れて妖精がいるのではないかと感じてしまうような景色でした。

しばらくこうした道を歩くと登りルートの滝に向かう分岐が現れるのでこのルートに入ります。

20分ほど歩いたらまたもや水の音が。ただ川は見当たらない。不思議に思いながら歩いて行くと、水が流れ出ている岩を発見。上流は岩がゴツゴツの谷になっているものの水はない。なんと川の始まりでした。地図上では『瑞梅寺川源流』となっている場所です。普段見ている川はこうやって始まるのかとここでも感動!(すみません、動画に夢中になって写真を撮り損ないました…)

そしてここでトラブル!続きの道が見当たらない!?
沢の対岸か?このまま沢ぞいに降りるか?水場から見渡してもきた道以外わからない。地図を確認しても間違いなく同じ場所。
遭難したのか?と不安に思いながらじっくり地図を見ていると…
わかりました、水場からほんの10歩ほど歩いた場所にルートの続きがありました(笑)。
反転するように曲がったルートの曲がり角に源流部があったため、そっちに目が行って道の続きに気づいていませんでした…
地元の山といえど、やはりちゃんと分岐を見逃さ梅よう気をつけなければ…
そんなこんなで無事登りのルートに辿り着き無事下山。

7年ぶりの山で懐かしい景色を楽しみつつ、今回初めて歩いたルートで地元の山の魅力を新たに発見する非常に充実した登山でした。
この山に限らず、他の地元の山にもまだ登ったことがないルートがたくさんあります。また次の帰省でタイミングがあれば未開拓のルートも歩いて、まだ見ぬ地元の魅力を探してみようと思います。

 

今回の登山の記録をInstagramのリール動画にもまとめてみました。
まだまだ練習中なので多少編集ミスもありますが、どんな景色が広がっていたか、こちらでも是非お楽しみください。
https://www.instagram.com/reel/CqFtzWOJucI/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

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