今年2回目の100km超えのサイクリング!
前回はこのサイトを立ち上げる前に行った宮崎市までの 片道約135km のサイクリング。
今回は県内で100kmを超えてみようとガッツリ走ってみました!

今回の目的地は薩摩半島最南端『長崎鼻』。指宿市に位置し、錦江湾の入り口でもある鹿児島の観光地としても賑わっている場所です!
以前一度だけ来たことはありましたが、その時はカヤックで自身初のキャンプツーリング。海から接近し、上陸はしていなかったので、ある意味初めての長崎鼻です!

ということで、まずは錦江湾沿いに薩摩半島を南下。『道の駅指宿』を目指します!
道幅が広いわけでもなく、車も少ないわけではないので後ろからの車に気をつけながら進みます。

そして1時間半くらいで道の駅に到着!
小休止がてらアイスクリームをペロリ♪

写真を撮る前に一口食べてしまったので完全体は現地でお足し負けください(笑)
本当はもっと味わいながら食べたかったのですが、暑さのせいでどんどん溶ける・・・
手が若干ベトベトになりながら急いで食べきって先を急ぎます!

次の目的地は鹿児島県南部を代表する観光地の一つ『池田湖』。
『ネッシー』ならぬ『イッシー』が棲む湖として知られています(何か恐竜的な未確認生物?)


無事池田湖のほとりでイッシーに挨拶を済ませ少し進むと、湖畔にお花畑が広がっていました!

多分イッシーよりもこっちの方が観光客多い気が・・・(笑)

そしてここからはどんどん長崎鼻方面に進みます!!
池田湖を抜け、開聞岳方面へ!
やはり開聞岳を前にして走ると、開聞岳の存在感が半端ない!!


ちなみに、写真にある神社の名前。『ひらきき神社』と呼びますが、開聞岳の名前の由来はこの神社の名前から来ているという説も!
他には海からはっきりとしたランドマーク(道標)としての存在から『海門岳』と呼ばれたことに由来するとか。

開聞岳を抜けると、辺り一面田畑が広がる田園地帯。
この景色、地元糸島の山間部の景色に少し似ています。
ちょっと渋いかもですが、ここを走りながら頭の中では北原白秋氏の『この道』が流れていました。
そんな感じで懐かしさを感じるこの景色。

ずっとこんな道を走るのもいいなと思いつつ、この道をひたすら進みます。

さあ、もうすぐ長崎鼻!
でもその前にまた一つ寄っておきたかった場所がありました・・・

JR最南端の駅『西大山』!!
海外からの観光客も少ないながら訪れていました。
ずっと来たかった場所ではありましたが、鹿児島に来て6年目にしてやっと来れました!
黄色いポストやその他モニュメントなど、ちょっとイメージとは違いましたが、田園地帯と開聞岳を望むこの風景。
田舎の駅では森や山に囲まれている場所が多いイメージでしたが、こうして開けた景観の駅はゆっくりするだけでも心地いい。

そしてとうとう今回の目的地、長崎鼻へ!!
西大山から長崎鼻まではすぐの距離なので移動時間はそんなにかからない。
長崎鼻の手前の駐車場に到着すると、ここから先は歩行者のみ。
なのでここからは自転車は押して歩きます。
ビンディングシューズを履いているので岬付近までの下り坂がちょっと歩きにくい・・・

といっていたら長崎鼻に到着!!

前回は割と波が強い時だったので景色を見る余裕はそこまでなかったですが今回はベタ凪。
屋久島や種子島方面は流石に見えませんでしたが、遠くの景色まで眺められるクリアな視界!
開聞岳の雄大さも際立ちます!

この辺りでお腹が減ってきたので指宿市街地のラーメン屋に急ぎます!
そして空腹に負けて、お店やラーメンの写真を撮る前に感触してしまいました!(笑)

最後は指宿市街地を抜け、知林ヶ島を眺めつつ海岸線を再び北上し、約123km のサイクリングになりました。

今回のサイクリングで一番印象に残ったのはやはり開門岳から西大山駅間の田園地帯。
これが日本の原風景だよな〜と感じつつ、地元を思い立たせる景色。
時には荷台からこぼれ落ちるんじゃないかと思うほどのトラックが畑から出てきたり。

今この時代でこうした景色が見られる場所がどのくらい残っているのか。
その地域特有の景観が残っている場所はどのくらいあるのか。

観光地となった場所ほど、地域性が残った景観が失われつつある中、こうしか景観が残っている場所は非常に貴重な場所だと感じます。
こんな景色を探しながら、ここも地元も、こうした地域特有の風景をいつまでも残してほしいなとしみじみ感じるサイクリングになりました。

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